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エレベーターによくある故障とは?対処法・予防法も解説

エレベーターの故障は重篤な被害につながる場合があります。そのため、日々のメンテナンスに力を入れている施設管理者やオーナーの方も多いでしょう。

「いざというときに備えて、故障の事例や対処法を知っておきたい」そう考える方も多いのではないでしょうか。本記事では、エレベーターのよくある故障や対処法、予防法などを紹介します。ぜひ内容をご確認ください。

エレベーターはなぜ故障する?2つの原因を紹介

まずはじめにはじめに、エレベーターが故障する主な原因を2つ知りましょう。

現在のエレベーターは、非常に高い安全基準をもとに設計されています。しかし、故障がゼロとは限りません。故障の原因を把握し、予防策を講じましょう。

部品の劣化で故障は非常に起きやすい

エレベーターは多種多様な部品で構成され、例えば機械的に稼働する部分は使用時に摩耗し定期的な注油や規定値まで摩耗する前に交換が必要で、電気的な部品も半導体などの寿命に合わせた交換が必要となります。
定期的なメンテナンスと部品交換をしないと部品が劣化し、動作に不具合をきたす故障が頻繁に起こる事となります。

部品の劣化はエレベーターの停止要因のひとつです。エレベーターは、定期なメンテナンスが推奨され、年に1回の法定点検が義務付けられている設備です。エレベーターの部品がどの程度劣化しているのかチェックし、必要に応じ部品を交換してください。

エレベーターの法的な耐用年数は17年、計画的な耐用年数が3030年 となっています。
部品の劣化が多数かつ広範囲になっている場合は、リニューアルも検討しましょう。

雨漏りなどの浸水被害で機械が壊れてしまう

エレベーターは電気機器のため、水に濡れると大きなダメージを受けます。何らかの理由により、基盤等が水濡れすると故障する可能性があり危険です。

強固な鉄筋コンクリート製ビルでも雨水の侵入が発生するとエレベーターの電子回路部分に雨水の影響を受けることがあり、故障が発生します。近年のゲリラ豪雨や台風など短期間で大量に雨が降った場合は、建物の隙間から浸水する場合もあるでしょう。

万が一、雨漏りやり 台風、やゲリラ豪雨が発生したのちには際、エレベーターに雨水が侵入した可能性があるため、基盤や内部の臨時点検を行ってください。水に濡れたまま放っておくのは、重大な故障につながる可能性があるため避けましょう。

エレベーターが故障した!4ステップで安全を確保に避難をしよう

エレベーターが故障したら以下の4ステップで封鎖を行い、修理を待つのが鉄則です。

1. 中に人がいないか確認
2. メンテナンス会社に連絡
3. エレベータ―エレベーターに人が乗らないよう封鎖
4. 修理を待つ

エレベーター内に人が閉じ込められている場合は、メンテナンス会社に連絡したことをインターホンで知らせてください。乗客には、落ち着いて救助を待つように伝えましょう。

なお、映画のようにエレベーターボックスの上部を開けて脱出を試みるのは、転落事故につながりかねません。このような行為は危険ですので、絶対に控えてください。

エレベーター内に人がいる場合は、メンテナンス会社が早急に駆け付け、対応してくれます。施設の管理者は、エレベーター内にいる人を落ち着かせることを第一に考えてください。

エレベーター故障に対する3つの対策

エレベーターの故障がすぐに大事故につながるとは限りません。しかし、エレベーターの使用頻度が高い施設ほど、突発的な故障は多くの方に迷惑をかけてしまいます。

エレベーターの故障を可能な限り防ぐ方法を3つ紹介するため、事故や故障を防ぎたい方はぜひご覧ください。

日常的な定期メンテナンスは忘れずに行う

エレベーターには義務化された1年に1度の法定点検と、推奨された1ヶ月に1度程度の定期的な自主点検があります。法定点検はもちろん、使用頻度にかかわらずが多いなら可能な限り自主点検を定期的に行いましょう。

日常的なメンテナンスをしていれば、エレベーターが急に故障する可能性も下がります。内部の雨漏り発生などの突発的トラブルも、定期点検をしっかり行っていれば早期発見できるでしょう。

法定点検も自主点検も形骸化しないよう注意を払い、事故を防止するよう心がけてください。

様子がおかしいならすぐ緊急メンテナンスを依頼しよう

エレベーターの故障前には、異音や走行中の振動などの異常シグナルが現れることがあります。いつもとエレベーターの様子が違うと感じたら、できるだけ早く緊急メンテナンスを行いましょう。

人が乗っている最中に、エレベーターが故障すると大変です。特に多くの人が利用する環境下にあるならである場合、異常には迅速に対応してください。

また、扉の開閉位置や停止位置に差が生じているなどの不具合もトラブルにつながります。設備管理者の方などや社員が定期的にエレベーターに乗り確認をするなど、普段から異常がないかをチェックすることが突発的なトラブル発生の予防にのが急な故障防止には効果的です。

老朽化したエレベーターは早めに修繕・改修をする

エレベーターの計画耐用年数は3025年です。また、法定耐用年数は17年、また製造メーカーによっては約20年で部品の供給停止となる場合があります。
になるため、築2015年以上のエレベーターはリニューアル工事の計画が必要な時期老朽化しているといってもいいでしょう。

エレベーターが老朽化すると、劣化する部品も増えていきます。メンテナンスをこれまで以上に入念に行い、劣化した部品は早めに交換しましょう。計画耐用年数が過ぎたら、エレベーターの状態に応じてリニューアルも検討してください。

マーキュリーエレベータは、定期メンテナンスはもちろんのことエレベーターのリニューアル工事も行っています。お気軽にご相談ください。

エレベーターは故障以外で停止もあり得る!

エレベーターは、故障以外でも以下のような原因で停止する場合があります。

● 地震
● 火災
● 落雷
● 突発的な停電

地震が起きた場合は、すぐにエレベーターを使用停止して、非常階段での避難を呼びかけましょう。また、火災が発生した場合も同様に、すぐエレベーターの使用を中止してください。

このほか、落雷や停電でもエレベーターが止まる可能性があります。例えば、ゲリラ豪雨は落雷が発生する場合もあるため、雨雲が通過するまでエレベーターを使用中止にするなどの対処をしましょう。

プロの定期メンテナンスでエレベーターの故障を防ごう

本記事では、エレベーターが故障する原因や予防法、故障した場合の対処法を紹介しました。日本のエレベーターは非常に高い安全基準をもとに設計されている安全性能が高いため、故障したからといって重大な事故につながるとは限りません。日々のメンテナンスをしっかり行うことで、故障やトラブルを予防できます。

マーキュリーエレベータでは、 突然の故障やトラブルに24時間365日対応できる体制とシステムを構築しています。エレベーターが安全に稼働するよう的確なサポートを行っているため、メンテナンスをご希望の際はお気軽にご相談ください。

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