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エレベーターの保守点検の内容は?契約・費用・自己点検は可能か紹介

エレベーターの保守点検の内容は?契約・費用・自己点検は可能か紹介

エレベーターには保守点検が欠かせませんが、内容がわからずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
エレベーターは多くの人や貨物を運ぶ重要な役割を担っています。定期的な保守点検を怠ると、安全性が担保されず危険です。
「昇降機の適切な維持管理に関する指針」では所有者の責務として「所有者は、自ら適切に保守・点検を行う場合を除き、保守点検契約に基づき、昇降機の使用頻度等に応じて、定期的に、保守・点検を保守点検業者に行わせるものとする」と記載されています。
今回の記事では、エレベーターの保守点検の内容を解説します。
保守契約の内容や費用、自己点検は可能なのかが記事ではわかります。最後まで読んでいただき、エレベータの安全管理に役立ててください。

エレベーターの保守点検は3つの内容に分けられる

エレベーターの法定耐用年数は17年です。しかし、適正に保守すれば20~30年使用できます。エレベーターを少しでも長く安全に運用するためにも、定期的な保守点検を行いましょう。

保守点検の具体的な内容は、主に以下の3つです。

  ● 運転状態の確認
  ● 各種調整や注油等
  ● 摩耗・劣化した部品の交換

一つずつ、解説します。

1.運転状態の確認

まず、エレベーターの運転状態を確認します。確認ポイントは以下の6つです。

  ● エレベーターの走行・着床状態
  ● 扉の開閉状態や隙間寸法が正規の範囲か
  ● 押しボタンや表示灯、カゴ内照明などの動作や点灯状況に問題がないか
  ● 機械室や昇降路内の機器が正常な状態か
  ● 運転中異音や振動などが発生していないか
  ● 故障の予兆がないか

機械室や昇降路内など、普段乗客の目に触れない部分もしっかり確認しましょう。

2.各種調整や注油等

運転状態の確認後、必要に応じて調整が必要な箇所は調整を実施します。

例えば、ブレーキパットは摩耗していくとブレーキを押し開く部分の寸法が変化します。摩耗状況に応じて適正な値に調整しなければ異常摩耗や動作不良の原因になりますので、調整を実施します。

また、機械的な軸受けや可動部、エレベーターが昇降するレールなど注油を怠ると異常摩耗や異音や振動が発生し故障の原因となりますので定期の確認と注油が必要です。

3.摩耗・劣化した部品の交換

カゴ内照明のように経年劣化により交換が必要となる部品や、調整や注油をしっかり行っていても摩耗限界値に達した部品などは交換の必要が出てきます。

点検時状況を良く確認し、適正なタイミングでの交換を行う事で性能低下を最小限に防ぎます。

エレベーターは多くの部品で構成され、確認するポイントも多数あり、劣化状況は使用頻度や環境等で大きく左右されますので専門知識を有した技術者のチェックが必要です。

エレベーターの保守・法定点検の定義は?

エレベーターの点検は、主に保守点検と法定点検の2種類があります。法定点検は定期検査報告とも呼ばれ、実施及び報告が義務付けられたものです。
また、定期検査等の記録は3年以上保存するものとされています。
昇降機を適切に維持管理するとともに、定期的な検査の結果を特定行政庁に報告することは、所有者・管理者の方々に課 された義務となっており定期報告をすべきであるのに行わなか ったり、虚偽の報告を行った場合は、罰則の対象(百万円以下の罰金)となります。
それぞれの違いは、以下の表でご確認ください。

■保守点検と法定点検の違い

        保守点検  法定点検
 実施  義務  義務(罰則あり)
 頻度  おおむね1ヶ月に1回  年1回
 対象  すべてのエレベーター  下記を除くすべてのエレベーター 
 ●ホームエレベーター 
 ●性能検査を受けているエレベーター 
 点検・検査資格   なし  ●一級または二級建築士 
 ●昇降機等検査員 
 報告先  なし  特定行政庁

日常的に使用するエレベーターは、安全性の観点からも点検は欠かせません。しかし、点検の実施は危険がともなう場合もあり、専門会社へ依頼する事が必要です。

エレベーターの保守点検に関する2つの契約内容

エレベーターの保守点検の契約は、大きく分類してフルメンテナンス・POGの2つです。契約内容の違いは、以下の表でご確認ください。

保守点検の2つの契約

 契約名称  契約に含まれるサービス
 フルメンテナンス   ・点検・給油・調整 
 ・消耗品の交換 
 ・小型部品の修理・交換 
 ・大型部品の修理・交換 
  ※意匠関係及び天災、火災、人為的な 
  破損時の交換に関しては除外されます。
 POG  ・点検・給油・調整 
 ・一部消耗品の交換

2つの契約で大きく違う点は、部品の修理や交換が契約に含まれるか含まないかです。

1.フルメンテナンス

フルメンテナンス契約は、定額で大きな故障や不測の事態にも対応できるのがメリットです。契約内での修理や部品交換は、お客さまの判断を仰ぐ必要がありません。また、毎月の支払額が一定なので、予算管理もしやすいです。しかしその分、保守費用が割高な傾向にあります。

2.POG

POG契約はフルメンテナンス契約と比べ保障内容がシンプルです。毎月の支払金額をおさえることができますが、部品交換費用は含まれないため大きな故障の際には対応費用が高くなる可能性があります。

故障の少ない新築の期間なら、POGを選択する所有者の方が多い傾向にあります。一方で、部品交換の必要性が生じた際に突発的な費用負担を心配される方はフルメンテナンスを選択されることが多いです。

どちらの契約を選んだとしても、契約タイプの切り替えに関して保守会社と検討することは可能です。その際には、エレベーター機器の調査を実施のうえ、適切な判断を保守会社がサポートいたします。

エレベーターの保守点検にかかる費用

フルメンテナンス契約とPOG契約にかかる費用を、この章で確認しましょう。

エレベーター点検費用相場

      フルメンテナンス   POG       
 月額費用  2~5万円  1~4万円
 年  額   24~60万円  12~48万円

エレベーターの設置年数や使用頻度、部品故障の状況などから契約を選択することになりますが、プロの判断が確実です。

エレベータの保守点検|自身でメンテナンスは可能か

保守点検には危険が伴います。保守点検は専門の会社に依頼し、かご内の清掃や運転状態の確認は自身で行い異常があれば保守会社へ連絡しましょう。

1.修理・分解・改造はNG

エレベーターは、日常的な点検や清掃をすれば異常が発見しやすいです。早期にメンテナンスが実施できればコストも抑えられ、長期の安定運用につながります。

ただし、異常個所の自己判断や、専門的な知識がない人が修理をするのは非常に危険です。分解や改造は感電やケガの恐れがあり、機器の故障の原因にもなるため絶対に行わないようにしましょう。

2.昇降路・点検口 (煙感知器以外)に侵入するのはNG

昇降路への侵入や、乗り場ドアの開錠はしないでください。転落すると重篤なケガに繋がりたいへん危険です。また、安全装置が作動してエレベーターが止まってしまい、人が中に閉じ込められる可能性も生じます。

ドア敷居などの隙間にモノを落とした場合、昇降路には立ち入らずに管理会社に連絡しましょう。なお、マーキュリーエレベータなら、24時間緊急対応が可能です。

エレベーターの保守点検はマーキュリーエレベータにおまかせ!

エレベーターを安全に長期間運用するには、定期的に適正な保守点検が重要です。
必要な知識・技術力等を有する保守点検業者を選定し、保守・点検に関する契約に基づき保守点検業者に保守・点検を行わせることは所有者の責務となっております。

マーキュリーエレベータは、50年以上に渡り実績を積み上げてきたエレベーターの保守専門会社です。365日24時間のバックアップ体制で、エレベーターの安全運用を支えます。お客さまからのご依頼をお待ちしております。

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