お問合せ・資料請求

マーキュリーレポート お役立ち情報

エレベーターの各部名称一覧

この記事ではエレベーターの各部名称について解説しています。エレベーターの基本構造や安全装置についても詳しく説明していますので、エレベーターの基礎知識を学び、メンテナンスや業者選びに役立ててください。

エレベーターの構造は大きく機械室・昇降路・案内装置・管制運転の4つに分類できます。それぞれの主な各部名称は以下、表の通りです。

 機械室   ・機械室(マシンルーム)
 ・巻上機
 ・綱車(シーブ)
 ・ロープ(主索)/調速機ロープ(ガバナーロープ)
 昇降路   ・昇降路(シャフト)
 ・カウンターウェイト(つり合いおもり)
 ・ガイドレール
 ・移動ケーブル(テールコード)
 案内装置   ・かご操作盤
 ・乗場操作盤
 ・表示灯
 ・インターホン
 ・方向灯
 管制運転   ・地震時管制運転装置
 ・火災時管制運転装置
 ・停電時自動着床装置(停電管制運転装置)
 ・ピット浸水時管制運転装置
 ・基準階復帰運転装置

安全に稼働できるよう、ほかにもエレベーターにはさまざまな部品や装置が取り付けられています。

エレベーターの代表的な各部名称の働き|基本構造

マンションやビルなどで多く利用されているロープ式エレベーター(トラクション式)を構成する代表的な機器は以下の通りです。

・ 機械室(マシンルーム)
・ かご
・ ロープ
・ 綱車(シーブ)
・ カウンターウェイト(つり合いおもり)

各部名称を理解できれば、エレベーターのメンテナンスや点検の際に役に立ちます。それぞれの働きを紹介するのでぜひご覧ください。

機械室(マシンルーム)

機械室はマシンルームとも呼ばれ、駆動装置であるモーターや巻上機、制御盤などが収納されています。
これらの機器によりエレベーターの運転が制御され、安全かつスムーズな昇降を行います。
エレベーターのなかにはマシンルームレスタイプもあり、機器を昇降路内に収納することで、空間利用の効率化を図っています。

かご

普段、私達が乗っている部分は「かご」と呼ばれ、箱型の形をしたものです。かごの内部は乗客が安全かつ快適に利用するための空間が十分に確保されています。
また、かご内には行き先ボタンや非常通報ボタンが配置された操作パネルが設置されています。

綱車(シーブ)

綱車(シーブ)は、ワイヤーロープとの間に生じる摩擦力を利用して、かごを昇降させるための滑車です。
巻上機のモーターが動力を提供し、綱車を回転させることで、ワイヤーロープが動き、エレベーターが昇降します。この構造により、エレベーターは効率よく安全に昇降することが可能になります。

ロープ

かごとカウンターウェイトを結ぶワイヤーロープは、一般的な低層ビルに設置のエレベーターでは概ね3~4本で構成されています。頑丈なワイヤーロープを複数用いることで、法律で定められた安全率を確保しています。
このため、エレベーターの設計上、ワイヤーロープが1本切れたとしても、かごが落下することはありません。

カウンターウェイト(つり合いおもり)

カウンターウェイト(つり合いおもり)は、かごとロープにかかる荷重の差を調整し、エレベーターの運転効率を高めるためのおもりです。エレベーターのかごの反対側に設置され、ワイヤーロープを介してつながっています。
運転時には、かごとカウンターウェイトの重さがバランスを取ることで、駆動部分に必要な摩擦力を最適化し、エレベーターの動力消費を抑える役割を果たします。

エレベーターの代表的な各部名称の働き|安全装置

エレベーターの代表的な安全装置は、以下の3つです。

・地震時管制運転装置
・火災時管制運転装置
・停電時自動着床装置(停電管制運転)

万一の地震や火災・停電時には、これらの安全装置が作動し、乗客を守ります。それぞれの働きや仕組みについて詳しく解説します。

地震時管制運転装置

地震時管制運転装置は、地震の揺れを感知した際に作動します。地震発生時にエレベーターが運行中であれば、即座に最も近い階に安全に停止させドアを開けるシステムです。

地震発生時の乗客が閉じ込められるリスクを大幅に減少させ、迅速に避難することが出来ます。2009年9月に行われた法改正により、新しく設置するエレベーターには、この装置の取り付けが義務化されました。

火災時管制運転装置

火災時管制運転装置は、火災発生時にエレベーターを避難階まで直通で運転させるシステムです。この装置が作動すると、エレベーターは自動的に指定された安全な階へ移動し、ドアを開けます。
乗客がボタンを押しても、エレベーターは避難階以外に停止しません。このシステムにより、乗客の迅速かつ安全な避難を促し、危険な状況下でのエレベーター利用を防ぎます。

停電時自動着床装置(停電管制運転)

停電時自動着床装置(停電管制運転)は、停電発生時にエレベーター内の乗客が閉じ込められるのを防ぐためのシステムです。停電時にこの装置が作動すると、バッテリー電源に切り替わり、最も近い階まで運行して停止後、ドアを開きます。
これにより、乗客は速やかな避難が可能となり、安全性が確保されます。停電時の緊急事態に迅速に対応できる、重要な安全機能の一つです。

エレベーターの各部名称の働きを把握して安全な運行を

エレベーターの安全かつ効率的な運行には、各部名称とその働きを正確に理解することが大切です。これらの安全装置は、エレベーターの安全かつスムーズな動作を支え、乗客の安全を守るために重要な役割を担っています。
適切な保守点検とともに、これらの安全装置が正常に作動するかを定期的に確認することが、安全なエレベーター利用の鍵となります。

マーキュリーエレベータは、エレベーター管理のエキスパートとして、多くのお客様より信頼いただいております。エレベーターの部品や安全装置のメンテナンス経験も豊富で、高い技術力があります。
エレベーターのメンテナンスや保守点検でお困りの方は、ぜひご相談ください。

お問い合わせはコチラ

エレベーター メンテナンス

エレベーターリニューアル

SNSシェア