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エレベーターの表示灯とは?種類や選ぶ際のポイントについて解説

本記事では、エレベーターの表示灯の種類や選ぶ際のポイントを解説します。エレベーターの利便性を高めたい、エレベーターのリニューアルを検討している物件・施設オーナー様はぜひご覧ください。

表示灯は、エレベーターの安全や利便性を左右する大切なパーツです。建物のコンセプトに沿ったデザインを採用すれば、ブランディングにもつながるでしょう。

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エレベーターの表示灯とは情報を光で伝える装置


エレベーターの表示灯とは、「エレベーターの情報を光で伝える装置」です。呼び出しや開閉に使用する「押しボタン」、到着や運転方向を知らせる「ホールランタン」、現在地を知らせる「インジケーター(階数表示器)」などを総称したものです。

エレベーターにある表示灯の種類


エレベーターにある表示灯の種類エレベーターの表示灯には、主に以下の3つの種類があります。
●押しボタン
●ホールランタン
●インジケーター
歴史や種類、機能といった観点から、それぞれの特徴を紹介します。

押しボタン

表示灯には主に以下のようなボタンが搭載されています。
●ドア開閉ボタン
●行先(階数)ボタン
●非常用ボタン
●開延長ボタン
●ペットボタン
●換気ボタン

表示灯に搭載されるボタンとして、ドア開閉ボタンや行先(階数)ボタンのほか、緊急時に外部と連絡が取れる非常用ボタンが代表的です。
このほか、ドアが閉まる時間を延長できる、ペットが乗っていることを知らせる、カゴ内の空気を換気するなどのボタンもあります。エレベーターの使用用途によっては、搭載可能です。
また、エレベーターによっては、通常よりも低い位置に車椅子用の押しボタンが設置されている場合もあります。通常のボタンに比べ、ドアの開いている時間が長くなる、閉まるスピードが遅くなる点が特徴です。

ホールランタン

ホールランタンとは、エレベーターを待っている方に対して、到着や運転方向を知らせる表示灯です。チャイムと連動して点灯させることが多く、点滅・点灯を使い分ければ、乗る方に意図を伝えられます。
形状や大きさは多岐にわたり、大きさは10cm程度のものから3mを超えるものまであります。形状は三角形型、長方形型、丸型、角型などさまざまです。
光源は電球やLEDから選択でき、白や黄色に加え、赤・青・緑などの表示色を選べます。また、表面のアクリルなどに、光を均一に届ける為の工夫が施されているホールランタンもあります。

インジケーター(階数表示器)

インジケーター(階数表示器)とは、エレベーターを待っている方やエレベーターに乗っている方に対して、現在地(階数)を知らせる表示灯です。数字を内側から電球で照らす「アナログ式」と、液晶に数字を表示する「デジタル式」があります。
近年では、英語をはじめとした外国語に対応しているものも増えています。

エレベーターの表示灯を選ぶときのポイント


エレベーターの表示灯を選ぶ際のポイントに以下4つが挙げられます。
●視認性、分かりやすさ、使いやすさ
●カスタマイズ性
●省エネ性
●リニューアル後のメンテナンス体制
これらのポイントを押さえて表示灯を選べば、ユーザー・管理者の双方にメリットをもたらします。

視認性、分かりやすさ、使いやすさ

表示灯は、エレベーターを利用する方に重要な情報を伝える役割があります。そのため、表示灯を選ぶ際は「視認性、分かりやすさ、使いやすさ」を考慮するとよいでしょう。
例えば、明るさが不足していたり、情報を読み取りづらい色合いになっていたりすると、ユーザーは必要な情報が得られません。十分な明るさを確保し、重要な情報は目立つ色で表示されるのが理想といえます。
押しボタンやデジタル式のインジケーターにおいても、表示内容が明確で理解しやすいものになっているかが重要です。
文字サイズやフォントによって情報の重要度が分かりやすくなっていたり、誤解を生じさせない簡潔な文章で表現されたりするといった配慮が求められます。海外の方が利用することも考え、多言語対応も検討しておきたい要素です。
さらには、ユニバーサルデザインを意識することで、あらゆるユーザーにとって使いやすくなります。

カスタマイズ性

表示灯を選ぶ際は、カスタマイズ性に優れているかも重要な要素です。メーカーのなかには建物のコンセプトに沿って表示灯のデザインを変更できる場合があります。
特別なこだわりや、ユーザーのニーズを反映させたい場合は、オーダーメイド型のエレベーターを選択することで表示灯をカスタマイズできます。

省エネ性

環境問題への配慮と電気代の節約を両立させたい場合には、「省エネ性」を重視してください。
表示灯も含めてエレベーターを最新モデルにリニューアルすることで、消費電力を抑えられます。このため、古いエレベーターを利用しつづけるよりも、長期的にみて電気代の節約につながります。

リニューアル後のメンテナンス体制

施工委託会社のメンテナンス体制が整っているかも表示灯を選ぶ際の重要なポイントです。
表示灯に異変や異常があれば、ユーザーは安心してエレベーターを利用できません。定期的なメンテナンスを行うことで、表示灯の異変や異常といったトラブルを回避できます。
機能性やデザイン性だけでなく、メンテナンスに優れているかも表示灯を選ぶときには確認してください。

表示灯を含むリニューアルはマーキュリーエレベータが承ります!


表示灯は、エレベーターの使いやすさと密接に関わる装置です。エレベーターのなかでもユーザーが最も触れる箇所であるため、できる限り細部まで工夫をしましょう。導入後は定期的なメンテナンスを行ってください。
マーキュリーエレベータでは、表示灯を含むエレベーターのリニューアルを承っております。ささいなお悩みでも、まずはお気軽にご相談ください。

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