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エレベーターの保守契約の種類|経費削減方法や費用について

エレベーターの保守契約の種類|経費削減方法や費用について

「エレベーター保守契約の種類にはなにがあるのか知りたい」「保守契約の種類ごとの違いはなに?」そう疑問に思っているエレベーターオーナーの方は、ぜひこの記事をご覧ください。

エレベーターの保守契約の種類は大きく分類すると2種類あります。契約する際は自身のニーズにあっているか理解する必要があります。この記事は、契約形態に迷われている方や変更したい方に向けた内容です。エレベーター保守契約の契約形態の説明とそれぞれの費用、メンテナンスの重要性を説明します。

本記事を読むことで、ご希望に合った保守契約を結べるでしょう。

契約の種類を見る前に!エレベーター保守点検について確認

エレベーターの不調は事故につながる可能性があるため、的確に管理・点検をする必要があります。

エレベーターの耐用年数は20〜30年といわれています。定期的にメンテナンスを実施すれば、より長くエレベーターを利用できるでしょう。それぞれの点検について、以下で詳しく説明します。

実施・報告をしないと法律で罰せられる法定検査

国で定められている検査制度では、エレベーターの法定検査の実施が義務付けられています。
法定検査はおおむね1年ごとに実施し、特定行政庁へ検査結果の報告を必ずしなければなりません。

検査対象は以下のエレベーター以外すべてです。

  ● ホームエレベーター
  ● 性能検査対象の設備

建物の所有者が、設備の管理責任者です。検査の実施は、建築基準法で定められた有資格者が行います。

昇降機の適正な維持管理に関する指針

保守点検は法定検査と違い法律における義務づけがありません。しかし、昇降機の適正な維持管理に関する指針には昇降 機の使用頻度等に応じて、定期的に、保守・点検を保守点検業者に行わせるものとす るとあります。常に安全な状態を維持するために行う定期的なメンテナンスは重要です。
保守点検をエレベーターの使用頻度に応じ、1ヶ月に1回~3ヶ月に1回程度の頻度で行います。

国土交通省が提示している、「エレベーター保守・点検業務標準契約書」に書かれている内容が、保守点検のベースになるため、事前に確認しておきましょう。

エレベーター保守業者|契約形態の種類は?

エレベーターの保守契約の契約形態には、FM(フルメンテナンス)契約・POGの2種類があります。ここではそれぞれの契約について説明し、メリットやデメリットについても詳しく説明します。契約形態を変更しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

大型部品の交換も可能なフルメンテナンス

FMとは、フルメンテナンスの略称です。フルメンテナンスではエレベーターを安全に運行するために必要な機能維持に対し、保守業者が計画的に管理します。

部品交換や修理の費用などがすべて含まれており、追加料金や手間がかかりません。必要予算の把握がしやすいのもメリットです。部品交換や修理の費用がすべて含まれることにより、フルメンテナンス契約では見積り・契約・支払いなどの手間を省けます。

契約する際に決められた費用が分かるため、年間にかかる費用の把握が簡単です。しかし、天災・火災・いたずらによる破損、意匠回り部品の交換などは契約範囲に含まないため注意しましょう。

デメリットは、部品交換などの費用があらかじめ含まれているため契約料金が高めに設定されていることです。 月々の支払い負担が少々大きいと感じるかもしれません。

部品交換に制約があるが月々のコストを抑えられるPOG

POG契約とは、パーツ・オイル・グリス契約の略称です。この契約では、月々の点検費用を抑えることができます。しかし、契約に修理や部品交換の費用は含まれていないため、別途費用を支払わねばなりません。
点検内容は、エレベーターの定期点検や清掃、部品調整などです。

修理や部品交換コストが含まれずメンテナンス費用のみなため、契約料金がリーズナブルに設定されています。

しかし、修理費用や部品交換費用が含まれていないことにより、突発的な費用が発生する可能性がある点はデメリットだといえるでしょう。エレベーターの経年的な劣化によっては、故障や不具合の発生頻度が高くなるため、修理の回数が増えることで、費用が高くなってしまうことがあります。

2種の費用面を比較

フルメンテナンス契約の費用相場は、依頼先やエレベーターの状態によっても変動します。平均は、月額4万円程度です。そのため、年間で考えると50万円程度かかるといえます。

POG契約の費用相場は、平均で2万5,000円程度です。
年間で考えると30万円程度であり、フルメンテナンス契約とは年間20万円程度費用の差があります。

保守契約がどちらの種類でも可能!マーキュリーエレベータ

エレベーターは、少しの管理不足が事故につながりやすい精密機器です。そのため管理会社と契約を行い、きちんとメンテナンスをせねばなりません。保守契約には、フルメンテナンス契約とPOG契約の2種類があります。エレベーターの経年や使用頻度で、契約を選ぶと良いでしょう。

マーキュリーエレベータでは、お客様のご希望に沿った保守契約をご提案します。また夜間・休日関係なく、365日24時間いつでも迅速に対応ができます。リモートメンテナンスシステムを使うことで、異常の予兆感知が可能です。保守点検を検討されている方は、ぜひマーキュリーエレベータにご依頼ください。

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