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エレベーターの制御盤とは?概要やメンテナンスのタイミングを解説
本記事では、エレベーターの制御盤とは何か概要やメンテナンスの目安、おすすめの管理業者などを紹介します。エレベーターの制御盤とは何か知りたい方はぜひご覧ください。
エレベーターの制御盤とは、エレベーター動作や速度などを電気的に制御する装置で、人に例えると頭脳の部分となります。
非常に重要な部分であるため、定期的なメンテナンスを必要とします。また、状態が悪くなったり、エレベーターが古くなったりすると交換も必要です。
- エレベーターの制御盤とは?概要を解説
- 運転動作・速度の要になる装置
- 定期交換しないとトラブルが起こりやすい
- 制御盤の重点的なメンテナンスをするタイミングとは?
- 部品の生産や供給が終わったとき
- エレベーターの耐用年数が終了したとき
- エレベーターの不具合が顕著なとき
- エレベーター制御盤の点検はマーキュリーエレベータにおまかせ!
- まとめ:エレベーターの制御盤に異常が起きる前に点検を!
エレベーターの制御盤とは?概要を解説
エレベーターの制御盤とは、エレベーターを安全かつ円滑に運行するための運転動作・速度などを調整する装置です。エレベーターの巻上機をはじめとするさまざまな装置に電力を供給しており、定期的なメンテナンスや部品交換が必要です。
万が一メンテナンスを怠れば、重大なトラブルを招いてしまう恐れがあります。ここでは、エレベーターの制御盤とは何かを解説します。
運転動作・速度の要になる装置
エレベーターの制御盤は、カゴを上下させる巻上機やドアの開閉など、様々な機器に電気の供給を行い、運転動作や速度を調節する制板基盤を内蔵しています。制御盤はエレベーターの頭脳といえるほど大切な役割を担っています。
制御盤にはセンサーやマイコンなどさまざまな精密機器が組み込まれ、ボックスのような外見をしています。万が一、エレベーターの制御盤が故障すると重大な事故が発生するリスクが高まる可能性もあります。
なお、制御盤には非常に精密な機器が内蔵されているため、不具合が起きた場合には管理業者を呼んで、点検をしてもらわなければなりません。
エレベーターの所有者の方が直接制御盤を点検されるケースは非常に少ないです。しかし、部品の種類と役割を知っておくことで、どういった部品の交換が必要になのかがわかるようになります。
定期交換しないとトラブルが起こりやすい
エレベーターの制御盤に使われる部品は消耗品のため、定期的なメンテナンスと部品交換が必要です。もし、制御盤の部品を劣化したままにしておくと、以下ようなの不具合が発生する恐れがあります。
● エレベーターのかごが動作しなくなる
● スイッチを押しても反応しなくなる
● 動作が不安定になる
現在、日本の建物で利用されているエレベーターは品質も高く二重三重にも安全装置が搭載されており、万が一の事故に備えています。しかし、不具合が発生してしまうと、重大な事故を引き起こす可能性もあります。
制御盤の重点的なメンテナンスをするタイミングとは?
エレベーターの制御盤は、以下のタイミングにおいては重点的なメンテナンスをする必要性が高いです。
● 部品の生産や供給が終わったとき
● エレベーターの耐用年数が終了したとき
● エレベーターの不具合が顕著なとき
それぞれを詳しく解説していきます。
部品の生産や供給が終わったとき
エレベーターの制御盤に使われている部品は、生産や供給が中止・終了する可能性があります。部品の生産や供給が終了した後に不具合が起きた場合のメンテナンスは非常に困難となります。
該当する部品の生産や供給の終了に関する通知は、製造メーカーから届きます。通知が届いた時点で、制御盤の交換を検討してください。時間的に余裕をもって交換を予定しておけば、計画を立てやすくなり、費用や利用状況に応じた対応が可能となります。
エレベーターの耐用年数が終了したとき
エレベーターの法定耐用年数は17年です。また、設置環境や利用頻度などの環境により前後しますが、メーカーはエレベーターの耐用年数を20〜25年を目安としています。耐用年数が経過したからといってすぐに不具合が出るとは限りません。定期的なメンテナンスや部品交換を実施することで耐用年数を大幅に超えても問題なく使用できるケースもあります。
しかし、耐用年数を超えたエレベーターを使用していると、急に不具合が発生する場合があります。従って、耐用年数をむかえるエレベーターにおいては、メンテナンスとともにリニューアルをご検討ください。
エレベーターの不具合が顕著なとき
エレベーターを設置している環境や使用状況によっては、耐用年数をむかえる前に不具合が発生する場合があります。すぐに復旧する不具合であっても、放置しておくと大きなトラブルに発展する恐れも否めません。
エレベーターに不具合が起こるようになったら、定期メンテナンスのタイミングでなくてもすぐに業者に連絡し、原因をチェックしてください。そうすれば、トラブルを未然に防ぐだけでなく、制御盤を交換する目安もつかめます。
エレベーター制御盤の点検はマーキュリーエレベータにおまかせ!
マーキュリーエレベータは、エレベーター本体はもちろんのこと制御盤の点検も実施します。当社は資格認定者による「法定検査」を行えます。
法定検査は建築基準法で義務づけられている検査であり、定められた時期に実施しなければなりません。日常的な点検はもちろん、法定検査も当社で対応可能です。
また、各機種に必要な部品を常時保有しているため、不具合が見つかれば修理まで一貫して行えます。別途、修理業者に依頼する必要がなくなり、時間だけでなく経済的な負担を抑えることが可能です。
さらに、当社はリニューアル工事にも対応しています。耐用年数を超えた、不具合が顕著になってきたというご懸念をお持ちの際は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ:エレベーターの制御盤に異常が起きる前に点検を!
エレベーターの制御盤はエレベーターの頭脳ともいえる部品であり、不具合が起こる前に修理や交換をしないと重大なトラブルにつながる恐れがあります。不具合がなくても、部品の生産および供給終了通知がきたり耐用年数を超えたりした場合は、交換を検討してください。
エレベーターの点検や修理、リニューアルのご相談は実績豊富なマーキュリーエレベータにご相談ください。