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エレベーターをタッチレスにする方法は?メリットとともに解説
本記事では、エレベーターをタッチレス化する方法やメリットを紹介します。自分が所有している建物のエレベーターをタッチレス化したいと考えているオーナー向けの記事です。
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社会状況の変化により、エレベーターをはじめとするボタンのタッチレス化が進みました。エレベーターをタッチレス化すると清潔感が増す、ボタンの寿命が伸びる、バリアフリー化がすすめられるなどのメリットがあります。
- エレベーターのタッチレス化とは
- エレベーターをタッチレス化するメリット
- 清潔に使える
- 寿命が長くなる
- バリアフリー化が進む
- エレベーターをタッチレス化する方法
- エレベーターのボタンだけを変える
- エレベーターそのものを変える
- エレベーターのタッチレス化はマーキュリーエレベーターにご相談ください
エレベーターのタッチレス化とは
エレベーターのタッチレス化とは、「非接触ボタンの導入」を指す内容です。
非接触ボタンとは、赤外線センサー付きボタンによりボタンに触れることなく乗場呼び登録、行先階登録ができるボタンです。(ボタンを押してもご使用できます)。感染予防対策への関心が高まるなどの背景により、エレベーターのタッチレスボタンの需要も増えてまいりました。非接触型のボタンは、「プッシュ式ボタン一体型」と「ハイブリッド型」の2種類があります。
プッシュ式ボタン一体型は、プッシュ式ボタンと非接触センサーが一体化したスタイルです。ボタンの中に非接触センサーが配置されているので、階数が多い高層ビルのエレベーターにも問題なく設置できます。エレベーターのボタンだけ非接触型に交換したいといった場合にも利用できます。
「ハイブリッド型」は、プッシュ式ボタンと非接触センサーが同一操作盤内に配置されたスタイルです。
エレベーターをタッチレス化するメリット
ここでは、エレベーターをタッチレス化するメリットを紹介します。エレベーターのタッチレス化を検討している方は、参考にしてください。
清潔に使える
エレベーターをタッチレス化するとエレベーターを清潔に使えます。エレベーターは一般的に不特定多数の方が利用する機器です。近年は衛生面に気を付ける方も多くなり、「他人が触ったものは、可能な限り触れたくない」と考えている方も増えています。エレベーターのボタンも例外ではありません。
そのため、病院をはじめとする衛生環境を重要視する施設のエレベーターをタッチレス化すれば、「清潔さ」を強みにもできます。また、マンションなど住居向け建物のエレベーターもタッチレス化すれば衛生面と利便性の向上が図れます。
寿命が長くなる
エレベーターのボタンをタッチレス化すれば、エレベーターのボタンをはじめとする操作盤の寿命を伸ばせる可能性があります。エレベーターのボタンは、消耗品です。エレベーターのカゴ自体は問題なくても、ボタンを含む操作盤が寿命を迎えたといったケースは珍しくありません。
エレベーターのボタンは一定の耐久性がありますが、「力いっぱい何度も押す」「指以外のもので押す」など、メーカーが想定していない使い方をするほど寿命は短くなります。
エレベーターのボタンをタッチレス化すれば、ボタンの寿命を伸ばせる可能性が高まります。特に、商業施設など不特定多数の方が多く利用するエレベーターは、タッチレス化への需要が増加傾向にあります。
バリアフリー化が進む
エレベーターをタッチレス化すれば、バリアフリー化を進められるメリットもあります。通常のボタンは、降りる階数のボタンを押さないと停まりません。車いす用のボタンもありますが、ご利用者の状況によっては押しにくかったり、特定のボタンが押せなかったりといったケースも生じることがあります。
エレベーターのボタンをタッチレス化すると、認識してくれる空間が広くなるので、色々な方が使う建物ほど、エレベーターをタッチレス化する利点を享受することが可能です。
エレベーターをタッチレス化する方法
エレベーターをタッチレス化する方法は、エレベーターの種類・機種によって様々ですが、エレベーターのボタンだけ変える方法とエレベーターをリニューアルする方法があります。
ここでは、それぞれの方法に適したエレベーターの特徴や注意点を紹介します。
エレベーターのボタンだけを変える
エレベーターのボタンは消耗品なので、定期的な交換が必要な部品であることから交換が比較的容易な構造となっています。
通常のボタンから同じ製品寸法でタッチレス仕様がある場合は、ボタンのみで交換対応出来ますが商品数は少ないです。
また制御方式により操作盤交換と同時にタッチレスボタンへ交換する事が可能なタイプもありますのでご相談下さい。
エレベーターそのものを変える
エレベーターの法定耐用年数は17年です。17年を超えてもまったく問題ない設備もありますが、利用頻度や設置環境などによっては、法定耐用年数より前に必要な部分を交換することになる場合も生じます。従いまして、現状のエレベーターの状況をよく把握し、状況に沿った部品交換計画やりリニューアルの計画を検討して下さい。
エレベーターをリニューアルすることで、安全性や利便性の向上が見込め、建物の付加価値を上げられます。。
エレベーターのタッチレス化はマーキュリーエレベーターにご相談ください
エレベーターのタッチレス化は、利便性やバリアフリー化の促進、建物の付加価値をあげたりとさまざまなメリットがあります。
エレベーターのタッチレス化にお悩みなら、マーキュリーエレベーターにご相談ください。
当社はエレベーターの保守管理から交換まで一括で可能です。リニューアルについての相談も可能なので、タッチレス化を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。