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エレベーター・エスカレーターの保守点検|目的・頻度・業者の選び方

エレベーター・エスカレーターの保守点検|目的・頻度・業者の選び方

エレベーター・エスカレーターには、定期的な保守管理が必要です。この記事はエレベーター・エスカレーターの保守管理を行うタイミングや目的を知りたい方に向けた記事です。保守管理の必要性や保守会社の選び方も詳しく解説します。

こちらの記事をご覧いただければ、お客様にとって適切な保守管理を行えるようになるでしょう。エレベーター・エスカレーターの保守管理について学び、機械の故障を防いで安全な環境を提供しましょう。

エレベーター・エスカレーターの保守点検を行う3つの目的

エレベーター・エスカレーターの保守点検を行う目的は主に以下3つです。

  1.故障によるトラブルや事故を未然に防ぐため
  2.製品寿命を延ばすため
  3.部品の二次故障を防ぎ修理費用を節約するため

それぞれの目的を解説します。

1.故障によるトラブルや事故を未然に防ぐため

エレベーターやエスカレーターの設備は定期的な保守点検が必要です。点検を怠り、使用部品や制御盤などの劣化・故障に気づけなければ、緊急停止などのトラブルを招く原因になります。

エレベーターやエスカレーターが正常に作動せず、人身事故や大きなトラブルが起きると大きな問題へつながる場合があります。部品の経年劣化やシステムの故障による事故を未然に防ぐためにも、定期的な保守点検は重要です。

2.製品寿命を延ばすため

エレベーターやエスカレーターなどの精密機器が組み込まれている機械は、部品の劣化や摩耗、ゴミの蓄積で性能が著しく低下します。定期的に部品周辺の清掃や交換、調整等をしなければ、製品自体の寿命が短くなり、予想外の大規模改修工事が必要となります。

エレベーターをすべて撤去し、再度設置する改修工事は工事期間も長くなり、大変高額です。1基につき1,200万円〜1,500万円かかるといわれています。定期的に適切な保守点検を実施できれば、製品自体の寿命を延ばせるためコスト削減にもつながります。

3.部品の二次故障を防ぎ修理費用を節約するため

エレベーターやエスカレーターは、潤滑油などのオイルが必要な箇所や稼働によって摩耗する部品もあります。オイル交換や注油、摩耗した部品のメンテナンスや交換をせず、そのまま使用を続ければ、重大な故障の原因につながります。

定期的に実施する適切なメンテナンスで部品の手入れや交換を行えば、重大な故障を未然に防げるでしょう。定期的なメンテナンスは二次故障を防止できるため、修理も比較的小規模で済み、修理費用の負担が軽減できます。

エレベーター・エスカレーターの保守点検頻度は基本月に1回


エレベーターやエスカレーターの保守点検を行う頻度は、おおむね月に1回がよいでしょう。この基準は(財)日本建築設備・昇降機センター発行の「昇降機の維持及び運行の管理に関する指針」に基づいて推奨されています。

費用削減のために保守点検の回数を無理に減らしてしまうと、事故や故障につながりかねません。利用環境などを事前に検討したうえで、保守点検の回数を決定・変更しましょう。

なお、マーキュリーエレベータは技術者による有人点検のほか、リモート点検も実施しています。点検内容見直しご検討の際には是非ご相談ください。

エレベーター・エスカレーターの保守管理会社を選ぶポイント

エレベーターやエスカレーターの設置年数が浅いうちに保守管理契約の見直し・変更が経費削減につながります。保守管理会社を選ぶときの主なポイントは以下です。

  1.契約の種類は自身に合っているか
  2.エレベーター・エスカレーターを一括で委託できるか
  3.緊急や24時間の対応が可能か
  4.法定点検は確実に実施できるか

マーキュリーエレベータは、4つのポイントすべてを満たすエレベーター管理のプロです。

1.契約の種類は自身に合っているか

エレベーターやエスカレーターの保守契約は、フルメンテナンスとPOGの2種類に分類されます。

フルメンテナンスは保守費用が高くなりますが、摩耗や劣化した部品の交換、修理・調整についても、月々の保守料に含まれており、急な部品交換が発生した場合でも月々一定の保守費用で対応可能です。

一方、POGは毎月のフルメンテナンスに比較してランニングコストを下げられます。しかし、部品交換などは契約に含まれません。突発的な故障修理などで部品の交換などが必要となった場合、別途費用が発生し高額になる場合があります。

マーキュリーエレベータでは、フルメンテナンスとPOGの2種類で点検契約を用意しています。プロの目線より適切なご提案をさせていただきます。

2.エレベーター・エスカレーターの一括委託が可能か

保守点検会社によっては、メーカーが異なるエレベーターやエスカレーターの点検に対応できないところもあります。このような場合、メーカー別に保守点検を依頼することになるため、管理業務に手間と時間が必要になります。

マーキュリーエレベータのように一括委託可能の会社であれば、窓口を一本化できるためとても便利です。維持管理の効率化はコスト削減につながり、将来的に必要な改修工事への備えにもなるでしょう。

3.緊急や24時間の対応が可能か

多くの保守会社は、緊急故障時すぐに対応ができるよう24時間スタッフを配置しています。管理者の方に安心してお任せしてもらえるようマーキュリーエレベータでは、技術者のほかコールセンターのスタッフを配置して緊急故障に対応します。

4.法定点検は確実に実施できるか

エレベーターやエスカレーターは年に1度、建築基準法に沿った法定点検を実施する必要があります。建物所有者等は、建築基準法第12条第3項の規定に基づき、定期的に、昇降機を「昇降機等検査員」等の資格者に検査させ、その結果を特定行政庁に報告することが義務付けられています。
マーキュリーエレベータでは国家資格である昇降機等検査員資格を取得した技術者が細部にわたり法定点検を実施し報告いたします。

エレベーター・エスカレーターの保守はマーキュリーエレベータにおまかせください!

エレベーターやエスカレーターを安全に運用するには、法定点検と定期的な点検が必要です。定期的な点検を実施すれば大きな故障や事故を防ぎ、機械の寿命も延ばせるため、コスト削減につながります。

マーキュリーエレベータでは、2種類の点検契約を用意し最良な契約タイプをご提案します。また365日24時間オペレーターが待機しているため、緊急故障などのトラブルにも迅速に対応し、各種機械に精通した技術力とサポート体制で、安心と安全をお届けします。ぜひ、保守点検をご依頼ください!

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