マーキュリーレポート お役立ち情報
昇降機のメンテナンス会社はどう選ぶ?選定ポイント・費用相場を解説
昇降機のメンテナンス会社はどう選ぶ?選定ポイント・費用相場を解説
昇降機(エレベーター)のメンテナンス会社選びに悩んでいる方はいませんか。エレベーターを含む昇降機は、縦の交通手段としての役割を持っています。現代社会において、人や荷物を運ぶ重要なインフラといえるでしょう。
多くの方々が毎日使うため、安全性の確保は最重要の課題です。そこで今回の記事では、昇降機のメンテナンス会社の選び方を解説します。選定ポイントや費用相場もわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
- 昇降機のメンテナンス会社が行う点検内容を解説
- ポイント1.昇降機の定義
- ポイント2.具体的な点検内容
- ポイント3.点検についての注意点
- 昇降機のメンテナンス会社を選ぶ3つのポイント
- ポイント1.費用で決める
- ポイント2.会社の実績で決める
- ポイント3.サポート体制の充実度で決める
- 昇降機メンテナンスの費用相場
- 昇降機メンテナンスの会社選びに関するFAQ
- Q.定期点検の回数を減らすことは可能?
- Q.メンテナンス会社選びで一番重要な点は?
- 昇降機のメンテナンスはマーキュリーエレベータ株式会社へ
昇降機のメンテナンス会社が行う点検内容を解説
昇降機のメンテナンス会社が行う点検内容を以下3つのポイントで解説します。
1. 昇降機の定義
2. 具体的な点検内容
3. 点検についての注意点
昇降機の安全運行に必要な点検のポイントを知っておけば、メンテナンス会社へ依頼をするときに役立つでしょう。
ポイント1.昇降機の定義
昇降機の定義は、建築基準法により定められています。詳しくは国土交通省のWebサイトから確認可能です。
エレベーターは昇降機に該当し、カゴの面積及び天井の高さでエレベーター・小荷物専用昇降機の2種類に分類できます。エレベーターは人や荷物、小荷物専用昇降機は小荷物や商品、食事の搬送に利用されています。
ポイント2.具体的な点検内容
昇降機は日常的に使用される装置です。そのため、安全運行をするには法律に基づいた定期検査や保守点検、整備が必要不可欠です。
定期検査では概ね年に1回、建築基準法に基づき、細部にわたり定められた基準に適合しているかを検査します。保守点検では機械室の環境や制御盤の点検のほか、電動機・巻上機、ブレーキの確認、必要な箇所への注油などを行います。法的な検査や維持保全に必要な点検は、昇降機の点検・整備が専門の会社へ委託すると便利です。
ポイント3.点検についての注意点
昇降機は、建築基準法第12条に基づき、国家資格保有者による定期検査の実施が義務付けられています。そのため、定期検査報告を行わなかったり、虚偽の報告をしたりした場合は、法律違反と判断されます。また検査報告の記録は3年間以上の保管が必要です。
昇降機の性能維持のための保守点検は資格がなくても行えます。しかし精密機械が多く使用されている装置のため、緊急停止などの急なトラブルが発生する可能性はゼロではありません。突発的なトラブルにも対応できる保守専門会社と契約を結べば、万が一の事態が起きても安心です。
昇降機のメンテナンス会社を選ぶ3つのポイント
昇降機のメンテナンス会社を選ぶポイントは以下3つです。
1. 費用で決める
2. 会社の実績で決める
3. サポート体制の充実度で決める
それぞれのポイントを解説しますので、昇降機の定期的なメンテナンスを保守専門会社へ委託する際の参考にしてください。
ポイント1.費用で決める
昇降機のメンテナンスは、昇降機を製造している会社または保守専門の会社が実施します。
製造会社と保守専門会社が行う点検項目に大きな変わりはありません。しかし契約内容によって、メンテナンスにかかる費用は大きく変わります。委託するときには、契約内容をしっかりと検討しましょう。
ポイント2.会社の実績で決める
設立してすぐの会社よりも長い歴史のある会社は、実績数が多いため安心して契約を結べます。昇降機のメンテナンス実績・事例については、各保守専門会社の公式Webサイトで事前に確認すると安心です。
マーキュリーエレベータは、最新の技能・知識を身につけた昇降機等検査員資格者が100名以上在籍する、昇降機の保守専門会社です。経験やノウハウを活かし、昇降機の維持保全に必須となる検査や点検を行います。
ポイント3.サポート体制の充実度で決める
複数の昇降機が設置されている施設の中には、昇降機それぞれの製造会社が異なる場合があります。製造会社のメンテナンスは、ほかの会社が製造した昇降機のサポートが対象外となるケースもゼロではありません。
保守専門会社は施設内にある複数の昇降機が異なるメーカーであっても、一括して検査・点検を行えるのが最大の特徴です。製造会社が異なる昇降機が複数設置されている施設の所有者や管理者の方は、保守専門会社へ委託すると費用の負担や管理の手間が軽減できるでしょう。
昇降機メンテナンスの費用相場
昇降機のメンテナンスには、フルメンテナンスとPOGの2種類があります。
フルメンテナンス契約は検査・点検のほか、必要に応じて消耗・劣化した部品の交換などの整備を行います。一方で、POG契約は保守点検がメインとなる契約のため、部品交換や修理工事などを行う際には別途費用が必要です。
フルメンテナンスとPOGの費用相場は以下、表の通りです。
契約の種類 | 費用相場 | フルメンテナンス | 2〜5万円/月 | POG | 1〜4万円/月 |
マーキュリーエレベータなら、「フルメンテナンス」と「POG」どちらの契約にも対応できます。
昇降機メンテナンスの会社選びに関するFAQ
昇降機メンテナンスの会社選びに関するFAQを紹介します。
● 定期点検の回数を減らすことは可能?
● メンテナンス会社選びで一番重要な点は?
上記2点は保守専門会社と契約を結ぶ際の重要なポイントとなるので、覚えておいて損はありません。
Q.定期点検の回数を減らすことは可能?
昇降機の定期点検の回数は、使用頻度や設置環境を考慮して決める必要があります。点検回数を決める際は、メンテナンス専門の業者と相談して決めるのが望ましいです。
最近は昇降機をリモートで監視できるシステムなどを導入し、点検をする保守専門会社も多くあります。また、24時間対応のコールセンターを設置している会社であれば、緊急トラブルがあった場合にも安心です。
Q.メンテナンス会社選びで一番重要な点は?
メンテナンス会社を選ぶ際には、信頼性と実績を重視しましょう。長年に渡り存続している企業であれば、経験・ノウハウ・技術力の面で信頼できます。
マーキュリーエレベータは50年以上続くエレベーターの維持保全をするプロ集団です。安全運行のために必要なポイントを熟知し、エレベーターにとって最良な点検・整備を実施します。
昇降機のメンテナンスはマーキュリーエレベータ株式会社へ
昇降機は法律で定められた定期検査以外にも、安全に運行させるために一定のサイクルで点検が必要です。昇降機の維持保全は保守を専門にしている会社へ委託すれば、報告義務のある定期検査から点検や整備、修繕工事を一括で行えます。
昇降機の点検・整備はサポート体制が充実しているマーキュリーエレベータにお任せください。